当教室では、〝まずはピアノを弾く楽しさを思う存分味わってもらいたい〟
との考えから、

◉譜読みの力がしっかり定着している
◉弾くことに楽しさを感じている
◉上達への意欲がある

などの準備が整った状態で
初めて、本格的な指のトレーニングを
開始します。(簡単なトレーニングには
早めに取り組んでいます。)
始めるに当たっては、更に慎重に
〝トレーニングは、楽しくはないけれど
がんばったら必ず成果がでること〟を
じっくり説明して、それでも
がんばりたい、という生徒さんのみ
取り組むことにしています。
生徒さん自らに、決定権を与え
自立を促します。
それに対する答えも様々で
「もう少しいろんな曲を、弾いて楽しみたい」
「今すぐ始めたい」
など、どの生徒さんも、自分と
ピアノとの関係を、よくわかっているようです。

使うテキストは、多くのピアニストにも
愛用(?)されている「ハノン」。
もちろん私も、長い間お世話になっている
〝テクニック習得の王道〟ともいえる
テキストです。

毎日2時間かけて、全曲を弾いている
ピアニストもいる、というこのテキスト。
使い方次第では、〝毒にも薬にもなる〟
といえます。
速く指を動かすことや
強い音を追求しすぎることで
手首や腕の柔軟性を、損なうことの
ないように、最大限の注意を払いつつ

◉手指のフォームを整える
◉5本の指の粒をそろえる
◉きれいな響きのある音が出せるようにする
◉脱力を覚える

など、ピアノ演奏に欠かせない
大切なテクニックを、じっくり時間をかけて
習得していきます。
テクニックの向上により
弾ける曲の選択肢が、ぐんと広がり
より深く、ピアノを楽しめるようになります。

「ハノン」を通して、〝継続は力なり〟
この言葉を、身をもって体験できれば
精神的な成長にもつながります。
いつの日か「ハノンやっててよかった!」
そう言える日がくると信じて
今日も「ハノン」のレッスンにいそしみます。