毎日一定時間、ピアノを練習する習慣がついていれば
楽譜を読む能力は、自然と身に付いてきます。
しかし、忙しい現代っ子は
日々こなさなければいけない事が多くて
(遊びもゲームも含めて)
ピアノに多くの時間を割けないのが
現実のようです。
そうなると、テキストの進度と読譜能力が
アンバランスになってしまい
〈家での練習が負担になってしまう〉
という事が起こります。
これを防ぐには、レッスン中に
なるべく効果的に読譜力を
強化する必要があります。
そこで登場するのが、オリジナルの
読譜教材です。
今までに〝読譜関連の教材〟は
カードやシートなど、思いつくままに
多数作成してきました。
しかし、使用しているうちに
改善点が見えてきて
生まれては消え、生まれては消えを繰り返し
何度も作り直すことに。
今回作成したカードの特徴は
◉一枚につき4音で、フラッシュカード的に使用する
◉3度音程(一つ跳ばし)以内に限定
この2項目で、前回使用していたものより
短時間での効果が、期待できそうです。
レッスンをしていて、読譜を補強する必要性を感じる生徒さんに
さっそく使用していく予定です。
(新しい教材やテキストを導入する時は
期待でワクワクします!)
最後に・・・・
すぐれた読譜力は、自立への第一歩です。
長年の指導経験から、読譜力は年齢に関係なく
どなたでも、いつからでも
伸ばすことができることに気付きました。
小学校低学年でも、大人並みの
すぐれた読譜力を持つ子供たちも
たくさんいます。
ぜひ、心から音楽を楽しむために
読譜の苦手をなくし
自由に伸び伸びと演奏できるように
なって欲しい、
そのために教える側として
最大限の努力と、お手伝いをしたいと考えています。