年中さんに進級と同時に
ピアノを始めたSちゃん。
毎週少しずつ新しいことを覚え
楽譜を読みながら弾くことにも
ずいぶん慣れてきました。


おうちでは
「ピアノまだ?」
と、いつもSちゃんの方から
練習の催促があるそうです。
(フタが閉まると危ないので
練習はおうちの方と一緒です)

〝音楽に触れるだけでもいい〟
おおらかなお考えのお母さまのもと
のびのびと練習している様子がうかがえます。

先日のレッスンは、〝はじめて〟がたくさん!
新しいことにチャレンジするのは
エネルギーがいりますが
Sちゃん持ち前の集中力で
最後まで、弱音をはかずがんばれました。


《はじめて・その1 》・・・[2分音符]


[4分音符]だけの曲から、一歩前進です。
【音符は、高低と長さを同時に表している】
楽譜を詠む上で大切な基本を
理解した瞬間でもあります。


《はじめて・その2》・・・[ファ・ソ]


[ド・レ・ミ]だけだった音符に
[ファ・ソ]が加わりました。
音符カードでは、スラスラ読めていましたが
弾きづらい、薬指と小指を動かすのは大変!
ふだんの生活では
〝指切りげんまん〟くらいしか
小指を単独で動かすことはありません。
が、積極的にトライしたSちゃん。
しっかり打鍵することができました。


レッスン後半、少し疲れがみえてきたので
私とお母さま2人がかりで
「次は来週にしよう」
「無理しないでいいよ」
と、何度も声をかけましたが
いったん入ったスイッチは
最後まで切れることはありませんでした。

レッスン終了後
「よくがんばったね!」
「えらいね!」
たくさんほめられて、大満足のSちゃん。
来週はどんな〝はじめて〟が待っているかな?