ピアノの鍵盤はいくつあるか
ご存知でしょうか?
現在は88鍵です。

がしかし、1720年代(今から300年前ですね!)ピアノが誕生した当時は
54鍵しかありませんでした。

4オクターブと少しです。
何ともミニサイズでかわいいですね。


モーツァルトの時代は61鍵。
ベートーヴェンは61〜73鍵。
19世紀、ショパン、リストの時代には85鍵。
19世紀末、ドビュッシーの時代にようやく
現在と同じ88鍵になりました。
ピアノも随分と長い時間をかけて
進化してきたのですね!

しかし、実際には88鍵のピアノの
「最高音の3音は必要ない」と言っている
ピアノメーカーもあるほど
最高音の3音は使われることはなく
唯一ラヴェルの「左手の為のピアノコンチェルト」に
使用されているくらいです。

なお現在、ベーゼンドルファー社では
88鍵より低音域が9鍵多い
97鍵ピアノを生産しています。
気になる価格は
なんと¥28,600,000です!

このピアノの最低音部の9鍵は
豊かな響きを作るためのもので
実際に演奏されることは
ほとんどありません。
そのため、間違って弾いてしまわないように
白鍵が黒く塗られていたり
蓋が付けられたりしています。
9鍵増やすことで
より色彩豊かで、力強い音色を醸し出すそうです。
ピアノメーカーの「良い音を届けたい」
という情熱には頭が下がります。
もともと3鍵多いのに
さらに9鍵も増やすとは!
ピアノは鍵盤の数ひとつ取っても
奥が深いですね!