ピアノは脳で弾く?

ピアノの上達には、言うまでもなく

日々の練習が欠かせません。

しかし、そのとき大切なのは

「どのように弾くか?」と

深く考え、納得した上で

しっかり頭を使って

練習することだと考えています。

それは、テクニック的なこと

表情豊かに歌うことなど

演奏全てに関わることに言えます。

今日は「ピアノは脳で弾く」を

まさに実感できたレッスンでした。

小学5年生のMちゃん。

発表会に向けて、ショパンの「ポロネーズ」を練習中です。

曲全体はほぼ完成していて

後はテンポを少し上げる、というところまできましたが

頻繁に出てくる「ターン

(装飾音符のひとつで4音を一気に弾く)の

成功率が五分五分でした。

青い印がターンです

もちろん集中的に、練習は積み重ねていますが

それだけでは解決できていませでした。

そこで突然ひらめいたのが

ターン」が出てくる箇所によって

4音中、始めの2音、後の2音

どちらかに集中して、そこをきっちり弾くという方法です。

4音を分割することで

より集中しやすくなったようです。

さらに、「なぜここは前2音で、ここは後2音なのか?」

その理由も丁寧に説明しました。

しっかり納得してから弾いてみると

効果抜群で、驚くほどきれいに

リズムを揃えることができました。

聴いているこちらも嬉しくなり

思わず「もう1度聴かせて!」

とリクエストしてしまいました。

100回の練習より、一つの的確なアドバイスが

大切な時もあります。

そこは教える側の責任だと考えます。

より的確なアドバイスができるよう

レッスン中は音に集中し、神経を研ぎ澄ませます。

レッスンは日々発見の連続です。

同じ曲を弾いても、生徒さんによって

音色はもちろんのこと

表現の仕方、リズムの捉え方など

千差万別です。

それをより良い方向に導いていくために

さらに指導方法を研究し

自らの技術も磨いていこうと考えています。

ピアノを脳で弾く」ための努力は惜しみません。

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