小学生のリトミック、毎週必須の項目に
〝ソルフェージュ〟があります。
〝ソルフェージュ〟とは
初めて見た楽譜を見て、正しい音程・
リズムで歌う練習です。

【ドの音のみ】の曲から始めて
少しずつ音域、リズムの種類を
増やしていきます。
そして、2年目からは歌った曲の
タイトルを当てることにも
チャレンジします。
子供たち、この曲名当てクイズが
大好きで、一生懸命頭をひねって考えます。
今回は、〝ソルフェージュ〟の
レッスンの流れを、ご紹介します。

〜〝ソルフェージュ〟の流れ〜
◾️①ピアノなしで初見で歌う◾️
音楽の基礎となる、初見能力を養う
大切な練習です

◾️②ピアノのメロディに合わせて歌う◾️
初見で難しかった部分を
ピアノの音を聞きながら、修正します

◾️③ピアノ伴奏に合わせて歌う◾️
ハーモニーを聴くことで
曲のイメージを広げます

◾️④曲名当てクイズ◾️
感じたままを、自由に発言してもらいながら
正解に導きます。

◾️⑤タイトルのイメージで歌って仕上げ◾️

毎週、この流れで進めていきます。

「ピアノを弾きたかったら
もっと歌わなくてはならない」
ピアノの詩人〝ショパン〟も
そう語っている通り
歌うことで、より音楽的に優れた能力を
養うことができます。

始めたばかりの頃は、不安定だった音程も
回を重ねるごとに、自信を持って
正確な音程で、歌えるようになってきました。
また、正しく歌うだけでなく
曲のニュアンスを感じて
表現できるようにもなりました。
この能力は、ピアノの演奏
ひいては、どんな楽器を演奏する時にも
役立つとても大切なものです。
毎週一曲、年間40曲以上の
〝ソルフェージュ〟を通して
楽しく歌いながら、音楽を
より理解するために役立つ
数多くのことを、学んでいきます。
