「メガロバニア/アンダーテール」が弾きたい!

現在、小6のR君が夢中になっているのは

メガロバニアアンダーテール

かなりマニアックな曲で

R君のレッスンをしていなければ

知りえない曲です。

今や、R君のレッスンにとって

私は、〝アドバイザー的存在〟に

なってきました。

主導権は、完全にR君にあります。

始めにレッスンありき、ではなく

まず、R君の弾きたい曲があります。

(ここがポイントです!)

そして、その曲を自分の思い通りに

弾くために、レッスンに通っていて

私の立ち位置は、〝アドバイザー〟。

質問されたところを教えたり

私が気づいたことをアドバイスしたり。

ただ、そのアドバイスも

取り入れるかどうかは、本人に選択権があり

気に入れば採用(?)して、とことん練習し

気に入らなければ、即却下!

アドバイスの内容は

ダイナミクス(強弱)だったり

リズムの感じ方だったり

より曲をカッコよく仕上げるために

私も精一杯知恵をしぼります。

そうやって2人で試行錯誤しながら

曲を完成させていくのですが

演奏中のR君は、生き生きとして

自分の音楽の世界に

入りこんでいるように見えます。

レッスンにおいて〝主人公〟は

完全にR君です。

自発的に、楽しんで取り組むことこそ尊い〟

と思うので、本人の心のおもむくままに

進むのが一番、そう考えています。

学校教育のように、厳格なカリキュラムや

ノルマがあるわけではないので

各々の状態に合わせて、常時変更

修正しつつ、一番いい方法を探りながら

レッスンを進めていきます。

また、本人が何に興味を持っているかが

その人らしさ〟につながると考え

生徒さんが、生来持っている感性

指導により、奪ってしまわないように

気をつけています。

様々な形のレッスンがあり

そのひとつひとつは、私と生徒さんの関係や

生徒さんの興味のあり方で、決まってきます。

どんな形を取ろうとも

「そのレッスンが、本当に生徒さんの

ためになっているか?」

常に、自問を続けています。

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