今回は、レッスン初期の読譜指導について
お伝えします。
レッスン開始後しばらくは
音符カードを使って
音階の《順番と読みかた》を
徹底的にトレーニングします。
中央の
《右手ドレミファソ・左手ドシラソファ》は
問題なくスムーズに進みますが
ポジションが変わり、音域が広がってくると
特に小さいお子さんは
とたんに混乱することが多く
ここでカードからマグネットに
切り替えます。
読譜につまづいた時、救世主となるのが
こちらのオリジナルの五線マグネット。
裏面には、音階表が貼り合わせてあります。
⚫︎⚫︎五線マグネットの使い方⚫︎⚫︎
▪️楽譜どおりに置いたり
提示したとおりに置いたり
まねして置くことからスタートします。
▪️マグネットを見ながら
弾く練習をくり返します。
4音くらいをどんどん変えながら
目が音符に慣れるまで
ひたすらくり返します。
【瞬時に、生徒さんにぴったり合った
課題を出せるのが
五線マグネットの最大の利点です】
▪️《読む・置く・弾く》を、
何度もくり返すうちに
新しいポジションの音符・音名・指が
一致してきます。
音符が読めることは、自信につながり
練習への意欲も高まります。
〝急がば回れ〟ということわざどおり
手間はかかりますが、五線マグネットは
確実に読譜の力をつけるうえで
マストアイテムだと感じています。