
ピアノは、ソロで愉しむことが多いですが
チャンスがあれば
連弾もぜひおすすめします。
連弾は
〝相手の音に耳にも澄ませ
相手とのバランスも考える〟
といった、ハイレベルな聴く力が
要求されることから
音楽性を養えるいい機会でもあります。

中学2、3年生のMちゃんRちゃん姉妹も
久しぶりに連弾にチャレンジ。
勉強、部活、生徒会と
毎日がいっぱいいっぱいの2人には
譜読みが負担にならず
かつ、連弾ならではの愉しみが
感じられる曲を選びました。
「演奏会用小品」(ブルックナー作曲)は
難易度の割に、演奏効果が高く
今の2人に打ってつけの曲です。

個別練習はできたので
さっそく今日のレッスンで初合わせ。
その後、レッスン時間をいっぱいに使って
仕上げ、動画の撮影までを目標にしました。

レッスンは、何度か合わせ
感じをつかむところからスタート。
試し撮りしたものを見て
どうすればもっとよくなるか
3人で意見を出し合いました。
予想通り、全員中盤の曲調が変化する部分が
気なります。
適度なブレスの後、テンポや曲調を
瞬時に切り替えることにポイントをしぼり
納得いくまで、部分練習をくり返しました。

その後は2人で協力しながら
何度も通し練習をくり返し
何とか時間内に完成させることができ
ほっとしました。
2人で合わせると
楽しさ2倍、難しさも2倍になります。
〝連弾は楽しくて難しい〟
そう実感したレッスンでした。