10月も半ばになり、朝晩の気温が
ぐっと下がる日が、増えてきました。
今は実りの秋、そして食欲の秋
真っ只中です。
食べ過ぎに気をつけつつ
秋の旬を、楽しみたいと思います。

今回は、食欲の秋にちなんで
おやつを題材にしたピアノ曲を
探してみました。
音楽の素材としては、あまり食べ物は
なじみがないように思えますが
子ども向けの楽しい曲が、いくつかあります。
子どもたちにとって、おやつは
とても身近でイメージしやすく
表現力を育てるうえでも、非常に有効です。
今回は、楽しくおいしそうなおやつの曲を
4曲ご紹介します。

◾️「ポップコーン」作曲=湯山昭◾️
ご存知の方も多い、曲集「お菓子の世界」
(作曲=湯山昭)は、全26曲で、すべての曲に
お菓子のタイトルがついています。
その中でもオススメの一曲は
「ポップコーン」。
ポップコーンのはじける様子を
みごとに音で表現したこの曲は
弾いていてウキウキした気分になれる
ステキな曲です。
聴いていると、ポップコーンの
香ばしい香りが、漂ってくるようです。

◾️「チョコレート・ダモーレ」
作曲=伊藤康英◾️
メロディの甘さが、チョコレートの甘さを
連想させます。
ロマンティックな気分にさせてくれる
おしゃれな一曲です。

◾️「パイナップルソーダ」作曲=安倍美穂◾️
シンコペーションや、短い休符など
リズミカルな中に、ソーダの泡が
プチプチはじける様子が、伝わってきます。
パイナップルソーダ、私は飲んだことは
ありませんが、薄い黄色のソーダが
目に浮かびます。

◾️「ごきげんサンドウィッチ」
作曲=三宅悠太◾️
短い中に、強弱や調性の変化など
盛りだくさんの内容が、ぎっしり。
まるで、具材の組み合わせで
色々楽しめる、サンドイッチのようです。