レッスン中に小さい生徒さんの
子供ならではの発想に、思わず
クスッと笑ってしまうことがあります。

5歳のS君、何度弾いても
シをラにまちがえてしまいます。
思わず
「このラのけんばん、もっと小さかったら
まちがえないのに!」
「?」
さらには
「ラのけんばんなかったらいいのに!」
「??」
まちがえたことが、よっぽど
くやしかったのでしょう。
かわいい発想に、笑ってしまいます。
その後は、気持ちを切り替えて
合格するまで、何度もがんばりました。

またある時は、臨時記号の〝♯〟のことを
〝ひっかけ〟と命名。
たしかに、〝♯〟は
黒鍵を、ちょっとひっかけて
弾くようなイメージがあります。
ネーミングのセンス抜群です!

かわいい発想で笑わせてくれる
小さな生徒さんのレッスンは
私にとって、癒しの時間でもあります。