今日のMちゃん(小3)のレッスン。
いつも通り〝指のトレーニング〟からスタートです。

ですが、なかなか弾こうとせず
「覚えたかな〜?」と何度もつぶやくので
〝ドレミファソファミレド〟を
繰り返すだけのトレーニングなのに
〝そんなに難しかった?!〟と
不思議に思っていると
覚えたかどうか気にしていたのは
〝指定したテンポ〟のことでした。
そこで一度弾いた後、メトロノームで
確かめてみるとピッタリ!
テンポを覚えることまでは
求めていませんでしたが
自分で課題を見つけて、練習してきたことに
驚きました。
子供の発想っておもしろい!

テンポを正確に覚えるのは、以外に難しく
多少のずれはあるものです。
それは感覚に委ねる部分が多く
何度も繰り返す中で
自然に、身につけるしかありません。
Mちゃんも、テンポを完全に覚えるまで
何度もがんばったのでしょう。

〝テンポを制する者はピアノを制す〟
は、ちょっと大げさですが、
演奏の良し悪しは、適切なテンポにかかっています。
レッスンでも、テンポの大切さを伝えながら
時には今回のように、テンポを覚えることも
経験させたいと思います。