〝音楽療法〟という言葉もあるように
音楽を聴くことや、楽器の演奏は
健康維持や、機能回復に役立つことが
わかっています。

◾️〝音楽を聴くこと〟はストレスの解消など
精神面での健康効果が、期待できます。
◾️それでは〝楽器の演奏〟その中でも
〝ピアノの演奏〟は一体どういう
健康効果があるのでしょうか?
ピアノならではの利点を
私の体験談を交えながら、お伝えします。

その①右手と左手で異なる動きを同時に行うため、脳の活性化につながる
特に、利き手でない手は
普段、指先まで使う細かい動きを
あまりしませんが、ピアノでは
左右10本全ての指を、フルに使います。
その上、左右で異なる動きを同時にするので
脳にたくさんの刺激を、与えることができます。
脳に刺激を与えることは、活性化につながります。
私も、新しい曲の譜読みをしている時など
頭がフル回転して、
しっかり働いていることを、実感できます。
特に、左右全く違う動きの曲の場合
脳が、ヒートアップしそうな錯覚に
陥ることもあります。

その②姿勢がよくなる
姿勢は、健康の要ともいえます。
いい姿勢は、見た目が美しいだけでなく
内臓にもいい影響を与えます。
芯のある、美しい音を出すためには
重心を下げ(おへその下の、丹田と呼ばれている当たり)
きるだけ上半身を、柔軟に保つ必要があります。
そのため自然と腹筋に力が入り
姿勢がよくなります。
レッスン中、姿勢が崩れてきた生徒さんに
注意することで、きれいな音色に
変わることもあるほどです。

その③気持ちに張りが出る
「次はあの曲が弾きたい!」
「レッスンまでに、ここまでは仕上げよう!」
など、楽器演奏は小さな目標が立て易く
〝それに見合った努力をすれば、必ず報われる〟
という経験を積み重ねることで
気持ちが前向きになります。
〝病は気から〟といいますが
前向きな気持ちで過ごすことは
健康維持のためには、とても大切です。

どちらかというと、〝静〟というイメージの
ピアノ演奏ですが、その健康効果は
想像以上ではないでしょうか?
しかし、いくら健康効果があるとはいえ
座りっぱなしはよくないので
適度に休憩をはさみつつ
楽しく健康アップにつなげたいですね!