レッスンの基本は、クラシックで
進めています。
しかし〝趣味で楽しく!〟の
生徒さんにとって
クラシックとポピュラーの垣根は低く
上手に、ポップスやアニソンを
取り入れることも経験上、有意義だと
感じています。
実際、生徒さんがポップスを
選曲するときの目は、輝いていて
真剣なことが多いです。

その様子から
「この曲弾いてみたい!」という
強い気持ちが伝わってきます。

ポップスを取り入れるにあたり
◾️◾️気をつけているポイントは◾️◾️
譜読みに時間を取られすぎないよう
できるだけ《簡単なアレンジの楽譜》を
使うことです。
◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️
(譜読みの力が、しっかりついた生徒さんには
原曲に近いものを勧めます。)

ポップスを練習している生徒さんをみて
効果を感じた例をあげると

①ポップスを弾くついでに(?)
テキストの曲も弾くことで
テキストがサクサク進むようになる。
②クラシックにはない、リズムや跳躍などを
弾きこなす中で、テクニックも向上する。

メリットが多く、デメリットは皆無です!

《バイエル→ツェルニー→ソナチネ・・・》
それが王道で、他には選択肢がなかった
時代もありました。
そんな中、バイエルがつまらなくて
やめていく生徒さんも多かったように
思います。
せっかく希望に燃えて始めたピアノが
中途半端に終わるのは、本当に残念です。
生徒さんが、心からピアノを楽しめるよう
多くの選択肢を与えるのも
ピアノ講師としての務めだと思っています。