去る日曜日、チェロとピアノによる
コンサートに行ってきました。

タイトルは〝おづきだーいすきコンサート〟
ネーミングはローカルですが
演奏は素晴らしいものでした。

チェロは、弦楽器の中で
1番音域が広く、1番人の声に近いと
いわれています。

そのあたたかな音色は、寒さで縮こまった
心と身体を、やさしくほぐしてくれる
ようでした。
また、美しい低音は、おなかの底に
響いてくるようで、耳で聴くというより
身体全体で、音楽を感じるといった方が
ふさわしいような気がしました。

チェロ奏者の荒井さんは、テクニックも
すばらしく、チェロの音色を
心ゆくまで堪能することができました。
選曲は、エルガー作曲《愛のあいさつ》や
サンサーンス作曲《白鳥》など
耳なじんでいて、リラックスして
楽しめるものや
初めて耳にする
ポッパー作曲《ハンガリー狂詩曲》など
バラエティに富んでいて
1時間半があっという間でした。

日ごろからたくさんの音楽を
耳にしているものの〝ながら鑑賞〟が多く
コンサートで、没頭して音楽に浸れる時間は
とてもぜいたくだと、改めて感じます。
そんな幸せな時間をくださった
荒井さん、久保さん
ステキな演奏を、ありがとうございました!