発表会明けのレッスンが
ひと通り終わりました。
みなさんプレッシャーから解放され
晴れやかな表情でのレッスンとなりました。

小学校低学年の生徒さんは
待っていましたとばかりに
ピアノの前に座るや否や
発表会の曲を、楽しそうに弾いていました。
発表会は終わっても、演奏した曲は
まだまだ心の中で、鳴り響いているようです。

「先生、これ弾きたい!」
と、お気に入りの楽譜持参の生徒さんもいて
意欲満々の気持ちが伝わってきました。

⚫︎⚫︎⚫︎発表会の感想を聞いてみたところ⚫︎⚫︎⚫︎
◾️ポップスの演奏を聴いて
来年は弾いてみたいなあという生徒さん。
◾️ピアノは小学生までと決めていたけれど
もう少し続けてみようかなと
迷っている生徒さん。
(思い通りの演奏ができて
自信がついたようです)
◾️もうすでに来年弾きたい曲が
決まった生徒さん。
(お父さまからのリクエストらしいです)

それぞれの思いを聞かせてくれました。
どの生徒さんも発表会の前と後では
明らかに変化がみられます。

毎回一番感じるのは
同じ曲を、長期間弾き続けることで
鍵盤に対する感覚が
研ぎ澄まされているということです。
打鍵の深さのコントロールや
鍵盤の位置や幅などを
体で理解しているように思います。
特に、ピアノ歴が浅い生徒さんほど顕著で
発表会後は、ずいぶんと指が
しっかりしてきます。

それと同時に、譜読みの力も
伸びていることが多いと感じます。
発表会前は、暗譜の練習がほとんどで
しばらく譜読みをしていないのに。
ピアノ脳が鍛えられたのでしょうか?・・・
毎回不思議に思います。

また発表会後は、テキストの見直しをする
いい機会でもあります。
思い切って、少しレベルの高いものに
チェンジすることも多々あります。

夏休みという絶好の機会を逃すことなく
発表会でつちかった
テクニック、表現力、集中力を
さらに伸ばしていきたいと考えています。