去る日曜日、〝生涯学習プラザ〟にて
久保千尋さんの演奏会が、開催されました。
下関出身のピアニスト、久保さんは
現在、演奏活動の傍ら
〝エリザベト音楽大学〟の講師も
されています。

今回のプログラムは
一部が、〝花鳥風月〟をモチーフに
構成されていて
ピアノの音色を聴きつつ
自然の風情を感じることができ
大変素晴らしいものでした。

花・・・「幻想曲 さくらさくら」
鳥・・・「ひばり」
風・・・「エオリアンハープ」「木枯らし」
月・・・「月光」

と、次々に移りゆく風景を想像しつつ
聴きながら、ピアノの音だけで
こんなに自然を表現できるんだと
不思議な気持ちになりました。
さらに始めの2曲は
春の訪れを感じさせてくれ
心浮き立つものがありました。

2部は、ムソルグスキー作曲
組曲「展覧会の絵」40分に渡る大曲です。
演奏に合わせて、スクリーンには
それぞれのタイトルの絵画が映し出され
イメージを広げながら
演奏に浸ることができました。

今回の演奏会は
工夫をこらしたプログラムや
スクリーンを使って
絵画を見ながらの鑑賞など
演奏の素晴らしさはもちろんのこと
視覚や心に響く
非常に印象深いものでした。
ステキな時間を、ありがとうございました!