レッスンが弾き合い会に

レッスンでは、有名なピアノ曲を

子供用に、弾き易くアレンジしたものを

多く取り入れています。

素敵なアレンジのそれらの曲は

原曲の雰囲気を、十分味わえ

気分はピアニストです。

そんな有名な曲に取り組む場合

なるべく原曲を、弾いて聴かせるようにしています。

今日の、小3のAちゃんのレッスンでは

リストの〝愛の夢〟の簡単バージョンを

練習しました。

その原曲の、冒頭部分を弾いてみせると

うっとりと、聴いてくれていたようです。

それをきっかけにAちゃん、

「私、ショパンのノクターン(No.2)が弾ける!」

と、お母さまが弾かれているのを

見よう見まねで覚えたらしく

上手に弾いてくれ(なんと両手で!)

さらに「これも弾ける!」と

〝幻想即興曲〟の出だしの右手も

聴かせてくれました。

合間には、私が〝トルコ行進曲〟や

ショパンの〝ネコのワルツ〟などを弾き

だんだんと盛り上がってきました。

〝愛の夢〟を皮切りに、有名な曲が

次々飛び出し、普段のレッスンでは

気づかない、Aちゃんの一面を

垣間見ることができました。

そのやりとりは、まるでピアノとピアノで

会話しているようでした。

テキストを、淡々と進めるだけでなく

時には脱線して、何年か先に弾くであろう

名曲に触れてみるのも、また大切な経験となります。

いつかは弾いてみたい、有名なピアノ曲。

Aちゃんも、中学生で〝ノクターン〟

高校生で〝幻想即興曲〟と

夢を語ってくれました。

まずは今、練習中のテキストを

確実にこなしつつ、大きな夢が叶うように

応援し続けたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です