発表会が終わり、夏本番を迎えるこの時期
中学生の生徒さんから、合唱コンクールの
オーディションの話が、ちらほら出てきます。
今年も、幾人かチャレンジするようです。
(希望されれば、レッスンでも
お手伝いをします。)

幼い頃からピアノを続けてきた
R君もそのひとり。
中学生になってからは
「発表会はもういい・・・」
という心境になったらしく
期限に束縛されることなく
自分の好きな曲を自由に弾き
(たまにアレンジも加えながら)
ピアノを楽しんできました。
ところが今年は
「伴奏を弾いてみたい!」
と強く思ったようで
オーディションにチャレンジ!

そんなR君、普段のレッスンでは
「今週、練習がんばったね」
と声をかけると
「練習したんじゃない、弾いただけ」
「それを練習って言うのよ!」
と、いつも不毛な会話がくり返されます。
もはやピアノを弾くことは、R君にとって
お稽古ごとのひとつではなく
弾きたいから弾く、ただそれだけなのかも
しれません。

部活ではスポーツに精を出し
音楽も楽しんでいるR君は
日々の生活で、うまくバランスをとりながら
生き生きと過ごしているように見えます。
初チャレンジの合唱曲の伴奏が
ますますR君のピアノライフを
豊かにしてくれるのではと
密かに期待しています!