発表会を終え、生徒のみなさんは
ほっとひと息ついているところだと
思いますが・・・。
早々と、来年の発表会に向けて
練習を開始した生徒さんもいます。

何かと忙しい、中高生の生徒さんは
計画的に翌年、翌々年の発表曲を決めて
練習に取り組むこともありますが
Yちゃんはまだ小学生。

今年の曲と並行して、少しずつ
譜読みを進めていたようでしたが
発表会も終わり、心おきなく
来年の曲にシフトできると
張り切っています。

その発表曲「ビックス・バイダーベック」は
リズムがかっこよくて
Yちゃんのハートを、射止めたようです。

が、実はお兄ちゃんが中学生の時
演奏した曲。
その曲に〝小学生でチャレンジする〟
ということが
さらに、ヤル気に拍車をかけたようです。

「ビックス・バイダーベック」は
弾いていてとても楽しくて
私も、時々思い出したように弾いています。
ただし、〝超高速でノリノリで弾くこと〟
が、楽しむための絶対条件なので
そこまでたどり着くのは
容易ではありません。
ですが、Yちゃんには
「絶対に弾きたい!」
という、強い思いがあり
立ちはだかるであろう困難も
乗り越えてくれると信じています。

これまでも、通常のテキストに加え
弾きたいポピュラー曲などを
楽しみながら練習してきたYちゃん。
これからも「弾きたい」気持ちを
維持できるよう見守りながら
新しい目標に向かって
走り出したYちゃんを
応援したいと思っています。