「おともだちが弾いているから
私も〝炎〟を弾いてみたい」
Yちゃん(小4)から、そんな要望があり
「じゃあ、楽譜を準備して練習しよう!」
話はすぐにまとまり、練習開始。
翌週のレッスンで弾いた時点で
譜読みは、ずいぶん進んでいて
楽譜が届いてから、必死に練習してきた
様子が、うかがえました。

好きな曲だけあって、気合いが入り
難しいリズムも、楽々こなしています。
以前から、毎日の練習を
がんばっていたYちゃんですが
ここにきて、さらに練習に
熱が入るようになりました。
〝弾きたい曲が弾けるのは
こんなにうれしいことなんだ〟
と、今さらながら感じています。

テキストの練習にプラスして
〝炎〟と、曲数が増えた分
練習時間も長くなり
必然的に、上達のスピードも
アップしています。
指導する私としては、うれしい限りです。

小学校も、中学年に差しかかると
〝テキスト以外の曲を弾きたい〟
という生徒さんが、ちらほらでてきます。
せっかくピアノが弾けるのに
好きな曲を弾かないなんて
もったいないですよね!
ジャンルは様々ですが
やはり、流行りの曲が多いです。

今は、弾きたい曲の楽譜を
簡単に、手に入れることができ
レベルも、《初級》から《上級》まで
よりどりみどりで、自分に合ったものが
選べます。
YouTubeなどで、お手本も見られるので
気軽に、練習を始めることができます。
私も中学生の頃、お気に入りの
アイドルの楽譜を、何冊か集めて
夢中になって、弾いていたことを
なつかしく思い出します。

Yちゃんも、ずっと弾きたかった曲が弾けて
とてもうれしそう。
私がそうであるように、Yちゃんも
〝ピアノが弾けることの幸せを
かみしめているのでは?〟
と、勝手に想像しています。
これを機会に、ジャンルを超えて
ピアノを弾く楽しさを
一緒に体験していきたい
そう考えています。
