発表会の曲が決まるまで

3月に入り、〝夏の発表会〟に向けて

少しずつ準備を始めています。

選曲は、初参加の生徒さんをのぞき

ほぼ終わりました。

初参加の生徒さんは

発表会までの伸びしろが大きく

もう少し、様子をみる予定です。

また、おうちの方との連弾をご希望の場合

みなさんが、楽しく参加できるよう

編曲にも知恵をしぼります。

発表会成功の、カギを握る選曲ですが

まずは〝どんな曲が弾きたいか〟

リサーチします。

反応はまちまちで

⚫️具体的に、曲名をあげる生徒さん

⚫️〝学校の給食の時間にかかる曲〝や

〝CMで聴いた曲〟など

タイトルは知らないが

弾きたい曲が、はっきりしている生徒さん

一番多いのは

⚫️何を弾けばいいか、よくわからない生徒さんで

私が、楽譜とにらめっこしながら

最適と思える曲を、選ぶこととなります。

その後、あらかじめ用意した2曲を

紹介して、どちらか選んでもらう

パターンが多く、私が悩み抜いて決めた曲を

聴いてもらいます。

そんな時、どの生徒さんも自分が弾く姿を

想像しながら、真剣に聴いています。

聴いた後の反応は

即決

(ホッとします)

②中々決まらず、家でYouTubeなどを聴いて

決めてきてもらう

(これが一番多いです)

両方気にいる

(この場合、一方は発表会、もう一方は

普段のレッスンで練習することも)

両方気にいらない

(この場合、後日他の曲を提示)

と、4通りのパターンに分かれます。

④のケースでは、また振り出しに戻り

あれこれ、楽譜をひっぱりだしてきて

悩みます。

ただ、始めに2曲提示するものの

私の中には〝おそらく、こちらだろう〟

と、予想があり、意外な選択に

内心驚くことも。

そんな時、生徒さんの新たな一面を

発見したような気がします。

家族会議で、おうちの方みなさんの意見を

参考にする生徒さんもいて

一年に一度の発表会、選曲にも

気合が入ります。

私も、ひとりひとりの成長が感じられる

その年にふさわしい曲を選ぼうと

考えをめぐらせます。

紆余曲折を経て、曲が決まったら

まずは、何度か私の演奏を

聴いてもらいます。

そうすることで、曲の持つ

楽しさや、美しさを感じてもらい

演奏する曲を、好きになってもらいます。

数ヶ月にわたって、向き合っていく曲、

その曲のよさを、理解しなければ

目標に向かって努力することが

難しいと思うからです。

練習開始後は、前に向かって

生徒さんと私の二人三脚で

ひたすら、走っていくのみです。

ゴールから逆算して

譜読み➡︎内容の充実➡︎仕上げと

まっしぐらに、進んでいきます。

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