〝ピアノの練習が終わったらゲーム〟
最近、レッスンに来た子供たちから
このフレーズを、聞くことがよくあります。

現代の子供たちにとって、ゲームは
生活の中で、三度の食事と同じくらい
重要な位置を、占めているようです。
そんな中この方法は、親子にとって
一石二鳥、いえ三鳥ともいえます。
子供たちにとっては、大好きなゲームを
心置きなくプレイでき、ピアノも上達できる。
親御さんにとっても、「ピアノ練習しなさい!」
と、注意する必要もなく、家庭の平和が保てる。
しかも、この取り決め(?)のある
家庭の子供たちは、ほぼ毎日欠かさず
練習してきます。
子供たちも、ゲームのために必死のようです。
もちろん、何の条件もなく
自ら進んで練習するのが
理想かもしれませんが
楽な方に流れてしまうのが人間です。
お恥ずかしながら、大人の私でさえ
庭仕事がんばったから、家事をがんばったから、〝ご褒美にスイーツ・・・・〟
と、ご褒美だらけの日々を送っています。(汗)

ピアノの上達は、家庭での練習時間に
比例するので、理想を追い求めるより
条件をつけてでも、練習の習慣をつけた方が
結果的にいい方向に向かうといえます。
毎日の生活の中に、ピアノの練習時間を
うまく組み込むことができれば
忙しい現代っ子も、無理なくレッスンを
継続していけそうです。