1月のリトミックは
〝おもちつき〟がテーマです。
日本のお正月に〝おもち〟は欠かせません。
私も、お雑煮をおいしくいただきました。
ということで、1月のリトミックは
〝おもちつき〟を題材にした
伝承遊びを楽しみます。

実際には〝おもちつき〟の光景を
目にした子供は、多くないと考え
まずは、絵本でイメージを
ふくらませてからの、スタートです。


「ピピとキキのもちつきぺったん」は
指を使って、おもちのふくらむ様子を
表現できる、とても楽しい絵本ですが
絶版となっているらしく、購入できないので
図書館で拝借しました。
(こんな時、図書館の存在は
本当に助かります)

本を読み終えたら
さあ、〝おもちつき〟の始まりです!
おかあさんと向き合って
リズムに乗って歌いながら
おもちをついていきます。
3歳児さんの〝ひっこねて〟の
手首の動きがかわいい❤︎
まだ2回目で、うたは覚えていませんが
動作はできるようになりました。
こちら、楽しく遊んでいるように見えて
たくさんの、音楽的要素を学んでいます。
この曲は、特に拍感を育てるのに
適しています。
拍をしっかり感じて、二人の呼吸が合わないと
歌が、途切れてしまいます。
拍感は、楽器を演奏するうえで
最も重要な要素です。

他にも、歌うことによって
音程・リズムなども学んでいます。
〝わらべうた〟は、自然に子供たちが
音楽を学ぶのに、役立っていたと
改めて気づきます。
子供にとっては【遊び=学習】ですね!

伝承遊びの中でも〝わらべうた〟は
人と人とのふれあいを通して
コミュニケーション力を、身につけたり
集中力・運動能力を養える
すぐれた遊びです。

リトミックでは、古くから受けつがれてきた
伝承遊びを、そのまま取り入れたり
現代風にアレンジしたりして
レッスンに活かしています。
そして、子供たちが無理なく楽しく
音楽の能力を、身につけていけるように
工夫・創造しながら
五感や、心の豊かさなどを育くむレッスンを
行なっています。
今後は、ボールを使用したり
絵かき歌で遊んだり
バリエーション豊かな活動を、計画中です。
